top of page
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

世界選手権2024 決勝

  • 執筆者の写真: Toshiki Kogure
    Toshiki Kogure
  • 1月3日
  • 読了時間: 4分

更新日:1月5日

2024年9月8日,9日の準決勝を勝ち抜いてから2か月以上待ち、スウェーデンのストックホルムで同年11月24日(現地時間)に決勝が行われました。


決勝までの期間が長く、気持ちのコントロールが難しかったです。9月の全日本選手権のときには暑さや睡眠不足のため移動中にほてりを感じて途中で帰りたくなりましたが、10月には電車への苦手意識が強くなり、徒歩で遠くまで行くことすら難しくなりました。

カウンセリングや病院などのおかげで徐々に遠出できるようになり、最終的には飛行機に乗ってストックホルムに行けました。今年はオンライン参加ができなかったので、もし飛行機に乗れなかったら決勝に参加することはできませんでした。


ちなみに、この決勝前の話から大会を終えて帰国するまでのことについては、別のサイトに細かくまとめています。その1以降は写真も多く載せているので、よければご覧ください。


・大会後に書いたブログ


今回は初めて1人で日本を出て、現地のホテルまで向かいました。11月21日夜に出発して、ストックホルムのホテルに着いたのは11月22日の昼過ぎでした。大会は2日後で、次の日は昼ごろからファイナリストたちとお出かけするだけなので、たっぷり休息しました。 早く目覚めた23日はホテルで朝食の後にインタビュー撮影、全員揃ってから宮殿、ランチ、ゲームイベント、ディナーと長い1日を過ごしました。ホテルに帰ってからすぐに寝て、翌日の試合に備えました。


試合当日の集合時間は13時で、試合は16時からでした。午前中はのんびり過ごし、会場近くを散歩してから会場入りしました。

準決勝を勝ちぬいた9月ごろは上位入賞を目標にしていましたが、10月に体調を崩してからは出場を目標にしていました。体調は安定しているうえに、頭がすっきりした状態でここに来られたのでもう満足でした。あとは試合を楽しむだけ。適度な緊張は時々感じましたが、3回目のライブファイナルということもあり、とてもリラックスしていました。


1レース目はスタートで出遅れながらも4位になると、次のレースも4位と続き、思ったより走れた。11月からネーションズカップの予選が始まっていて、チームレースの練習をけっこうしていたのが効いたのかもしれない。

3レース目はリコールして9位になりましたが、すぐ切り替えて次のレースに臨みました。4, 5レース目は2連続で3位を取り、今日はなんとかなる日だと思いました。 6レース目は8位とまた失速し、7レース目はスタートはよかったものの序盤にペナルティを受け、そこから上げきれずに9位で終わりました。 上位陣と離され、後がなくなった8レース目。スタートを攻めた結果うまくいって2位を取り、望みを残すことができました。

上位3人との点差が大きかったので、メダルレースはとにかく前を走ることを目指してスタートしました。1上マーク手前で危険な接触がありましたが、それを勝ちぬき3位になると、最後までその順位を守りきりました。 1上マークの時点で自分の前には暫定3位、後ろには暫定1,2,4位の選手がいて、後ろのその3艇はラストレグまで混戦の中にいました。最後に暫定1位と2位の選手が争ったために、2艇とも最下位に沈みました。 私はその2艇を抜き、暫定4位だった艇には逃げられ、最終順位は3位になりました。 これは2020年から参加してきた世界選手権のなかで、私個人の記録として最高順位であり、2018年から始まった世界選手権の日本人選手記録としても最高順位にもなりました。 私は引き続き世界選手権1位を目指して活動していきますが、他の日本人選手が表彰台に乗ったり、もっと決勝進出者が増えたりするような環境づくりもしていきたいです。


eセーリング世界選手権2024決勝のリザルト

・配信アーカイブ


・バルクヘッドマガジン記事

תגובות


bottom of page